si-n-si-nのブログ

小説かいたり、イラスト描いたり、写真など掲載

詩、公開

冬の想い

冬の想い


もうすぐ冬がやってくる

いや、もう来てるかな


白くて冷たい息

そんなの当たり前


体が冷えて堪らない

それも当たり前


震える体も温めたくて

自販機で缶珈琲を買う

それは僕の当たり前だけど


ちゃんと忘れてないよ

だけど今は買えない

君の分は君が来てからがいいと

それが僕の当たり前


自分よがりかもしれないけど

僕が思うのは

皆自分よがりなんだと言うのが

当たり前


走らないで来て

僕を待たせてよ

いつまでも待つから

君の飛び込む場所は

ココだけ


そうさ・・・そのために

おおきなコートを買ったのは

君を包み込む予定があったから


だけど、君を待ってる間は

コートのポケットは待機

缶珈琲が冷めないうちに来てね


それは、

君と手を繋いで暖まろうと思ってる

大きく包み込んでやりたいんだ


僕の手が寂しいとつめたくなっていくよ

君の体温で暖めてほしくて

待ち遠しい


この冬は特別で

この冬は一人じゃないし

この冬は君がいるから